添付文書読み込み
フォシーガ(一般名:ダパグリフロジン)
規格:5㎎と10㎎
作用機序:SGLT2阻害薬
SGLT2:ナトリウム・グルコーストランスポーター2
腎近位尿細管に限局して発現している。能動輸送によってグルコースを再吸収する。
→SGLT2を阻害すると、糖の再吸収が抑制される→血糖値が下がる
適応:2型糖尿病
1型糖尿病
慢性心不全(標準治療を受けている)
慢性腎不全(末期腎不全・透析患者は除く)(eGFRが25㎖/min/1.73㎡未満は臨床試験の対象としていない)
以下、慢性心不全をCHD、慢性腎不全をCKDと表記する。
用法用量
糖尿病(共通):1日1回5㎎で開始→1日1回10㎎まで可能
CHD・CKD:1日1回10㎎。
ただし、1型糖尿病とCKD/CHDの合併:1日1回5㎎から開始→十分に観察しながらインスリン量を調整した後、1日1回10㎎に増量する。
※1日1回5㎎ではCKD・CHDへの有効性は確認されていない。
副作用:低血糖
腎盂腎炎
脱水
ケトアシドーシス
観察項目Op:腎機能の検査(継続的にeGFRが45mL/min/1.73㎡未満に低下した場合は投与中止を考慮)
ケトアシドーシス(症状:悪心嘔吐、食欲減退、腹痛、適度な口喝、倦怠感、呼吸困難、意識障害等)→血中または尿中ケトン体測定を含む検査を実施
患者説明項目Ep:多尿が見られることがある。適度な水分補給を行うこと。
ケトアシドーシスの症状の説明と、見られたときは直ちに医療機関を受診する旨。
副作用:低血糖、尿路感染、脱水、ケトアシドーシス
一包化〇
粉砕 勧めない
ファンタスティック4のうちの1つ!rEF(レフ)(左室駆出率が低下している心不全患者)に導入される!
でも尿路感染者ではOFFを推奨するのが一般的
コメント